求める心
ほかに誰がいるほかに誰がいる
(2006/09)
朝倉 かすみ

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少し前にこの本を読んで度肝を抜かれました。同級生の女の子に恋をする女子高生の話。といってしまえばそんなでもないんですが、常軌を逸していく過程が淡々としていておそろしい。
自分で勝手に約束事を決めて、その通りに行かないとこの恋がもうだめだと思い込んだりする感覚は、思春期の頃のことだとおもうと、結構よくわかる。あと、大好きな相手に恋人ができたと知ったときの衝撃。とか。
これだけ自意識に満ち満ちてるのに、感傷的でないところが好ましいとおもいました。視線がやけに冷静で、でもそれが余計にこわいんですけど。読みやすいです。思う相手を「天鵞絨」と呼ぶ美意識がとてもいいな。恋のためにどんどん堕ちていって、嫌悪を誘うような行為に出たりもするのだけど、思い込みもきわまると別の領域に達するのか、ちょっと神々しい感じさえする。
そのまま終わっても充分満足だったんだけど、結末にうっかりやられてしまった。別の意味で。思わず目の前の子どもを抱きしめ、ちょっと泣いてしまいました。泣く理由がちょっと違うんですが。

肝、焼ける肝、焼ける
(2005/11)
朝倉 かすみ

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それで一冊目の本も読んでみたら、これがアナーキーな先の本とは全然違うのでまたびっくり。でもとても確かな言葉で書かれていて、どの短編もすごくよかった。特に「コマドリさんのこと」と「一入」がすきです。元気出る。長嶋有さんの小説に通じる雰囲気があるなあとおもいました。長嶋有好きな人は好きだとおもう。とても気に入ってしまったので、この人の本、他にも読んでみようとおもいます。
【2008/07/11 22:12】 本のこと | トラックバック(-) | コメント(2) |
こわいけど読む
屍鬼〈1〉 (新潮文庫)屍鬼〈1〉 (新潮文庫)
(2002/01)
小野 不由美

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最近ずっとこれを読んでいました。面白くてやめられなかったのー。頭痛いときとかも読んでた。
これだけ大勢の人物(150人以上いるらしい)にそれぞれのドラマ。小野不由美さんの筆力はほんとうにすごいなあ。後半、善と悪が反転するような感覚にされて、世界における善と悪のボーダーラインの曖昧さを考えさせられました。ラストもとてもかっこよいのです。映画みたい。映画化されてもいいのになあ(でも、スプラッタ映像だけはほんとだめなので、映画化されてもたぶん私は見れない...)。
詳しくは書けませんが、「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」のキルスティン・ダンスト、すごく魅力的だったなあなんてことを思い出した。

きょうは義父母が来てくれて、みんなで空き地を掘りました。小さいけれど畑みたいなものができて、すごくうれしい。何を植えようかな! スプラッタシーンはだめだけど、ミミズはちょっと平気になったよ。だってうようよ出てくるもん。
【2008/05/15 20:37】 本のこと | トラックバック(-) | コメント(2) |
ははのひ
おかあさんだいすき (岩波の子どもの本 (5))おかあさんだいすき (岩波の子どもの本 (5))
(1980/01)
光吉 夏弥、マージョリー・フラック 他

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こんな本で自分を慰めてみる母の日。この絵、堪らないなあ〜。
岩波の子どもの本はほんとにどれを手に取っても素敵。2本立てとかになっているところもポイント高し。この本には他にスウェーデンの昔話というのが入っているのだけど、絵のタッチとか、話の雰囲気がフラックにちょっと似てる。で、どっちもおかあさんすきすき!なお話です。かわいい。

母の日は夫実家にお泊りでした。ともすけはおばあちゃんにべったりで、お仕事行くとき大泣きしちゃった。お昼まで寝ている夫を尻目に、いつも通りに起こされいつも通りの母の日をすごした私。なんだかすごい疲れていたらしく、きのうはともすけと一緒に8時から寝てしまいました。きょうも一緒にお昼寝2時間。やっと寝不足解消したようです。ふぅ。
きょうは歯医者さんで虫歯治療2回目。ともすけと離れられない・預け先もない私は、なんとおなかの上にともを乗せて治療してもらってます。虫歯になったとき(実際は詰めてたのが取れた)、どうしよう!!とすごく焦ったけれど、電話をかけまくって事情を話したら、抱っこしたまま治療OKという歯医者さんがみつかって、そこに行ってます。こんな方法もあるんですねー。まだまだ知らない世界がいっぱい。
【2008/05/12 20:57】 本のこと | トラックバック(-) | コメント(3) |
待つとか見つめるとか
子どもへのまなざし子どもへのまなざし
(1998/07)
佐々木 正美

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ともすけが寝てから、久しぶりにこの本を手にとった。ぱらぱらめくって、目に入ったところを拾い読み。
自信がなくなりそうなとき、反省が必要なとき、くたびれたなあとおもったらいつもこの本を開く。わたしはこの本にめぐり会えてほんとによかったです。この本なしでの子育てなんて。ほんとうに素晴らしい素晴らしい本。何度読んでも心洗われます。
【2008/01/29 21:18】 本のこと | トラックバック(-) | コメント(0) |
ひたる
ちいさな曲芸師バーナビーちいさな曲芸師バーナビー
(2006/06)
バーバラ クーニー

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本屋さんでひとめぼれして買ってしまいました。クリスマスのおはなしで、微妙に季節を外してますが...。ムスメが夫とお風呂に入っている静かな一瞬、ひとりになってひっそりと読んだ。昔のフランスの風景も温かくて懐かしい。本としての佇まいがとても美しくて、こういう宝物みたいな本を手にすると、ほっと心があったまります。バーバラクーニー大好き。図書館で働きたいとおもっていた大学生のとき、『ルピナスさん』を読んでから、ルピナスさんみたいに生きたいとほんとにおもい続けているよ。
【2008/01/14 07:07】 本のこと | トラックバック(-) | コメント(0) |
粉がすき
自然派ママの食事と出産・育児 自然派ママの食事と出産・育児
大森 一慧 (2005/02)
サンマーク出版

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ムスメ、粉ものほんと好きだよなあ、その情熱の半分でいいからお米にもかけてくれないかしらあ、とおもっていたが、この本を読んでたらずばりその答えが書いてあった。
赤ちゃんは陽性体質が強いので、陰性の粉ものが好きなのは当たり前なのでした。なんだ、みんなそうだったのかー、と一安心。体が求めているのならしょうがないよね。それを食べるのがいちばん。子どもはみんないい方向に育つ力をもってる。
それに食べムラがあっても一日トータルでみるとごはんとおかずのバランスが取れているとか。考えてみれば朝はいつもおにぎりで、お米だけなので、おかずしか食べない食事があってもいいのかもしれない。そうはいっても、最近は全体的に食べる量が増えてきて、お米もわりかし食べてるような気がします。ふぅ。
ところでこの本はとてもスバらしくて、わたしの食生活の教科書。おばあちゃんの知恵的な手当て法やレシピがいっぱい載ってて、これ一冊でトラブルのほとんどを乗り切れそうです。妊娠中から読んでおけばよかったなあ。
【2007/11/20 15:03】 本のこと | トラックバック(-) | コメント(2) |
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